■ はじめに
買い物のたびに「前より高いな…」と感じることが増えた今、家計を守るために節約を意識する家庭が増えています。
しかし実は、節約より先に見直すべきなのが “家庭内で発生している食品ロス” です。
日本では、家庭から出る食品ロスは年間261万トン(※)と言われています。
これは、1人あたり年間約25kg。
4人家族なら100kg以上=数万円分の食品を家庭で捨てている計算になります。
つまり、
「食べ物を腐らせて捨てる」=そのまま家計の赤字
ということ。
今回は、忙しい家庭でも今日からできる食品ロス削減と節約のコツをまとめました。
■ 家庭で食品ロスが起きる主な原因
まずは、なぜ家庭で食品ロスが起きるのか。
多くのご家庭で共通する原因は次のとおりです。
① 冷蔵庫に“何があるか”把握できていない
奥の方でしなびた野菜や、期限切れのヨーグルトを見つけたことはありませんか?
多くの家庭で、使い切れない食材が「忘れられて」ロスになっています。
② 大容量・安売りに弱い
安いからと大量に買ったものの、結局食べきれない…。
“節約のつもりが損をしている”典型例です。
③ 忙しくて料理する余裕がない
共働き家庭では
「帰宅してから作る気力がない」
「買った食材を使う前に外食・コンビニに頼る」
という理由でロスが増えがち。
④ 賞味期限の読み違い
「賞味期限=食べられる安全期限」
ではありません。
理解不足で、本来食べられるものまで捨ててしまうケースも多いです。
■ 今日からできる!食品ロスを減らす節約術5選
家庭の食品ロスをゼロに近づけると、月5,000〜1万円の節約につながることも珍しくありません。
ここでは、特に効果が高い方法だけをまとめました。
① 冷蔵庫の“定位置ルール”を決める
食品ロスの8割は「あるのに気づかない」が原因。
だからこそ、
『乳製品はここ、野菜はこの段・開封済み調味料はこのエリア』など、置き場所を固定するだけでロスが激減します。
さらに、賞味期限が近いものは「見える位置(中段・右側)」に集めるのがコツ。
② 毎週“冷蔵庫リセットデー”を作る
週1回、冷蔵庫を軽くチェックするだけで、腐らせるリスクが大幅に減ります。
おすすめは…
・金曜の夜
・日曜の朝
など、次の買い物前のタイミング。
③ 頻度の高い料理を“固定メニュー化”する
節約したい家庭ほど、毎日の献立を決めるのがストレスになり、使い切れない食材が増えます。
月〜金の夕食を、パスタ・どんぶり・鶏むねレシピ・カレーなど“得意料理”中心に固定すると、買う食材がブレなくなりロスも減ります。
④ あえて「ストック食材」を持っておく
実は、ロスを減らすにはストックが大事。
ストックがあると、
「今日は無理だから外食しよ…」
が減り、計画的に使い切れます。
おすすめは…
・レトルト
・缶詰
・乾麺
・スープの素
など保存がきき、すぐ使える食品。
⑤ 食品ロス削減サブスクを賢く活用する
最近増えているのが、賞味期限が近い食品を詰め合わせて“お得に”届けてくれるサービス。
代表例が カウタメ。
・月額4,980円
・近い賞味期限の食品をお得に詰め合わせ
・平均で数千〜1万円以上お得になることも
・必要な量だけ届き、ロスが出にくい
・忙しい家庭でも続けやすい
と、「節約 × ロス削減 × 時短」を全部かなえるサービス として人気です。
共働き家庭で
「買い物に行く時間がない」
「外食が増えて食費が高い」
という悩みが多いほど、特に効果を感じやすい仕組みです。
■ まとめ:食品ロスを減らせば、節約は“勝手に”成功する
食品ロスは、気づきにくいけれど家計をじわじわ圧迫する“隠れ出費”。
今日からできる対策を少し取り入れるだけで、
・食費が自然と減り
・冷蔵庫がすっきりし
・食材をムダにしない満足感も得られます。
そして、
食品ロス削減と節約の両立には、カウタメのような“ロスを減らす仕組み”を生活に取り入れることが最も効果的です。